中小企業診断士39名が“目からウロコ”──「多様性を生産性に変える」講習レポートと、現場を動かすカードゲームQuestionQuest™の威力
先日、大塚商会本社にて開催された理論政策更新講習がありました。
中小企業白書の要点に加え
「組織の多様性を生産性に変える方法」をテーマにした
理論×ワークの4時間半。
私は“対話の実践者”として、自社開発のカードゲームQuestionQuest™(QQ)で、参加者の脳と関係性に小さな“撹拌”を起こす支援をしました。
――結果、多数の方からいただいた
「楽しかった!」「もっとやりたい!」「ウチの職場でもやりたい」
というポジティブなコメントの数々。
それと同時に、異口同音に出されたのが
「脳が疲れた」
という言葉・・・
実は、この言葉こそ、職場の“思考停止”を揺り動かしたサインなのです。
QQ研修で、この言葉を聞くと
思わず心の中でガッツポーズをキメてしまうくらい嬉しくなります。
1|講習のハイライト:多様性を“使える”状態へ
- 中小企業白書で示される構造課題は、結局「人と組織」の現場で解けるかが勝負。
- だからこそ、リスクゼロで“互いを知る”場設計=土台づくりが鍵。
QQは、上下や所属、遠慮や先入観をいったん横に置き、「評価せずに聴く」「自分の言葉で話す」を自然に体験できる仕掛けです。 - 講習では、初対面の診断士同士が短時間で信頼の糸口をつかみ、「専門家としての視点」×「人としての理解」が同時に立ち上がりました。
2|“仲良くなる”が目的じゃない。
「成果につながる相互理解」を最速で
「職場でコミュニケーション?仲良しサークルじゃない」
――完全に同意です。
ただし、互いの強み・弱み・判断の癖を知らずに仕事を振るのは、
企業にとって明らかに機会損失。
好き嫌いはさておき
「必要な範囲で互いを知る」ことが、再現性のある生産性向上を生みます。QQは、まさにこの“必要十分な自己開示”を
無理なく引き出すよう設計されています。
3|参加者の実感:「楽しいのに脳が疲れる」
=思考の「枠」が外れた証拠
QQは、あえて“ちょっと変”な問いや
即答できそうでできない問いを多めに入れてあります。
- これにより、教科書的な正解探しから離れ、
自分の言葉で語るスイッチが入る - 傾聴と観察の回路が動き、
メンバーの解釈の違い(=多様性)を具体的に把握できる - 仕事の“文脈外”で起こす脳の撹拌が
会議・提案・合意形成の質に波及する
「脳が疲れた」は、
普段は触れていない筋肉を使ったというメタ認知のサイン。
ここから現場の前進が始まります。
4|経営者・人事が押さえるべき3つの効きどころ
- 離職・ハラスメント予防の土台:心理的安全を“行動の手順”に落とし込む
- 会議の質向上:傾聴→要点化→表現の循環が回り、発言の偏りが減る
- 役割最適化:メンバーの特性が見える化され、任せ方・支援の仕方が洗練される
5|導入ステップ(100〜300名規模企業に最適)
- STEP1:QQワークショップ(2–4h)
部門横断で“評価しないで聴く/自分の言葉で話す”を体験。
現場の空気が変わる初速をつくる。 - STEP2:会議リデザイン(1day+半日 or 半日×3回)
その場で実会議をチューニング。
発言設計・合意形成の手順を現場フォーマットに実装。 - STEP3:定着化キット配布&フォロー
朝礼・週次定例でのミニQQ、ファシリ基礎、
会議テンプレ、リーダー向けプチコーチング。
IOTは全省庁統一資格を保有。
医療・製造・IT・金融など約500社規模の職場改善にかかわった現場知見を持つ“対話×設計”の専門チームです。
6|当日の一コマ(所感)
「士業=常に頭を使っている」は半分真実、半分は幻想。
ルールの枠内で最適化する仕事ほど、思考の癖が固定化しやすい。
だからこそ、枠外の問いで撹拌→職場の文脈に還元する場が効きます。
今回の受講者の皆様の反応を見て
改めて「日本中の現場にこの体験を届けよう」と決意を新たにしました。
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※こちらの写真は受講者の方の顔が識別できない配慮をしています。