秒速経営とは「対話」で組織の“根っこ”を耕し、成長を加速させるアプローチ

私たちIOTが提唱する「秒速経営」は
トップダウンの指示命令ではなく、社員一人ひとりの声を“対話”によって引き出し、方向性をそろえることで、意思決定と成長のスピードを加速させる新しい組織づくりのアプローチです。

その発想の原点にあるのが「ベクトル」の力学
たとえ小さな力でも、同じ方向に向けば大きな推進力になる――
そんな自然界の原理原則を、私たちは「組織」に応用しました。

現場では、トップは目指す方向を持っているのに、うまく共有されておらず社員のベクトルはバラバラ…。
そんな“すれ違い”が、行動の遅さ、実行力の弱さ、モチベーション低下につながっていました。

だからこそ私たちは、まず“対話”によって一人ひとりの理解と納得を深め、方向性=ベクトルをそろえる
そのうえで、誰もが自分らしいやり方で力を発揮できる「余白」と「信頼」のある組織へと変えていく――
それが秒速経営です。

【 具体的な特徴 】

私たちが耕したいのは「土壌」です

「根を伸ばせる環境が、人と組織を育てる」

立派な木を育てて沢山の実を収穫したくても、根を小さな枠に押し込めていては木が育つことができないのと同じように、
どんなに力ある社員でも、安心して根を伸ばせる環境がなければ、その力は十分に発揮されません。

人が力を伸ばすために必要なのは、“やる気”ではなく“土壌”です。
尊重・信頼・安全・自律性――こうした関係性の豊かさが、根の張り方を決めます。

私たちIOTは、この「土壌づくり」こそが組織成長の鍵だと考えています。
対話という営みを通じて、目には見えにくい組織の“根っこ”を耕し、
社員一人ひとりが安心して根を張り、力を発揮できる状態をつくる――

そのプロセスの先にこそ「成果」や「成長」という実りが自然と生まれていきます。

私たちの役割は、いわば“ミミズ”のような存在。
表には出ないけれど、組織の基盤である風土という土をふかふかにし、根が育つ土台を整えること。

これが、「秒速経営」がめざす組織のかたちです。

実りの前には、必ず土を耕すプロセスがあります。
企業の“根っこ”にアプローチすることで、組織はもっとしなやかに、力強く成長できるのです。

欧米型でもなく、昭和型でもない

北欧に学び、日本で育てた“しなやかな組織開発”

「成果主義」や「成功の型」に当てはめる欧米型。
「空気を読む」「察する」ことで関係性を保つ日本の昭和型。

どちらにも限界を感じた私たちは、北欧の教育や組織開発の考え方に出会い、大きなヒントを得ました。

北欧では、子どもも大人も「一人の人間」として尊重され、
対話によって共通理解を深めながら“自分で考え、動く”文化が根づいています。

秒速経営は、そうした北欧の価値観をベースにしながらも、
日本の現場に合わせた“しなやかな実践型”のアプローチとして開発されました。

このキャラは、すべての“レッテル”を外した「人としてのあなた」です。
役職や属性ではなく、“一人の人間”として、互いを尊重し合える組織に──

”秒速経営”がもたらす変化とは?

秒速経営を導入した組織では、以下のような変化が起きています。

なんだかうちの会社も、Beforeっぽいな…」と思った方へ。

秒速経営は、“誰かが指示する”から“みんなで動き出す”組織へ変わる、
無理なく始められる実践型のアプローチです。

まずは、どこからどう始めるのか?
そのステップをぜひ覗いてみてください。

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