「TAIWA式」は、なぜ”ローマ字”なのか?

私たちが様々な企業に展開している「TAIWA式」を、
初めて聴いた人は、必ずこういう質問をしてきます。

「TAIWA式」の「TAIWA」は、なぜ”ローマ字なのか?

なぜ漢字の「対話」ではダメなのか?
確かに、そう聞きたくなりますが、そこにこそ、
私たちの「TAIWA式」というプログラムに対する深いこだわりがあるのです。

「TAIWA式」の第一歩は、まず相手を知ろうとすること

私たちが考える、今の日本社会に必要な「対話」とは、
日本語の辞書に載っている意味に留まりません。

海外の”Dialogue”の概念や、精神医療における対話…
そういったものもすべて統合して捉えているため
ローマ字表記となっています。

私たちが考える「対話」のはじまりとは、

「人と人が違った考えを持つ存在であることを互いに知り合う段階」

と考えます。
つまりこの段階では、評価や批判ぬき

「互いのあり様をそのままうけとめる」

ということ。

でもその状態こそが、
企業の中に変革(トランスフォーメーション)をもたらすためのスタートラインなのです。
誰が何を、どのように捉えているのか?を知ること…
そこが、話合いを始めていくための「起点が揃った」状態です。

実は、いわゆる1on1(と呼ばれる対話っぽい会話)や、
社員を集めた対話会(という名のトップ層の一方通行なプレゼン)を始めたからと言って
人や組織が劇的に変わっていくわけではありません。

よかれと思って始めたことも、やり方を間違えてしまうと
上司も部下も、人によっては 却って「圧」に感じられて、余計に辛く感じることも。

人や組織を変えていくには、流行を形だけ取り入れるのではなく
心に寄り添って、しかるべき「段階」を踏むことが必要なのです。

「TAIWA式」の次の段階は…背景を知ること

TAIWA式では
小さなことでも、表面的な意見だけでなく

どういう理由でそう考えたのか?

そこにはどんな経験が影響しているのか?

という声まで拾っていくことを大切にしています。

TAIWA式で会議を進めていくだけで、互いの関係性は格段に良くなります。
心の距離感がグッと縮まるわけです。

「人と違った意見を発信しても良いんだ」

「こんな小さな声でも、ちゃんと誰かが拾ってくれるんだ」

そんな声を、TAIWA式を導入して下さった企業の参加者からよく耳にします。
だからこそムリなくチームの輪がドンドン育っていくわけです。

「心理的安全性」という言葉をよく耳にしますが、
それは単なる「概念」に過ぎません。

私たちの「TAIWA式」では、そんな「概念」に囚われることなく、
様々な意見やアイデアをぶつけ合うことで、いつの間にか「笑顔」がこぼれ、
これまでに想像もしたことがないような革新的な風土が「新しい芽」を見せ始めます。

私たちIOTが考える対話の真髄とは?

でも、相手の考えやその背景を知っただけでは、まだ道半ばです。

私たちIOTが考えるTAIWA式の会議では
自分が何をどう感じ、何を考えているのか…を伝えることも大切ですが

それ以上に
互いの考え、アイデアからインスピレーションを受け
何か新しいものが生まれてくる…

互いに影響し合い、変化していく

ということこそ対話の「前提」としています。

自身の考えに固執することなく
よいものはどんどん取り入れていこう
という姿勢が、一人ひとりの

「自分はこの組織に必要とされている」

「役に立っているんだ」

という気持ちを刺激し
組織を前進させる力になります。

多くの組織で”民主的意思決定”として使われている単純多数決の方式
…実は、私たちの「TAIWA式」の会議では採用していません!

静かに座って(場合によっては内職をしたり)
どうせ意見を言っても聞いてもらえない無力感を抱えながら
最後は声の大きい人に同調して終わる、とか
単なる現状報告やグチばかりで結論が出ないままだったり
課題に対するアイデアを募るとシーンとしがち
問題を指摘され、皆の前で責められるだけ
…そんな会議ではなく

参加者のだれもが納得する合意形成や意思決定
参加するだけで仕事そのものへのモチベーションもあがり
ワクワクしながら働く社員が増え、生産性も上がる

こんな魔法のようなヒミツがぎっしり詰まった研修プログラム
それが私たちがご提供する「TAIWA式ベーシック」のコースです。

ご興味ある方は、まずはご相談ください

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